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クイズで終始楽しんだ出演回になりました/2020/12/01 文化放送「ニュースワイドSAKIDORI」 出演セルフまとめ #サキドリちゃん

文化放送「ニュースワイドSAKIDORI」に2020/12/01に出演しました。その際、発信した情報のセルフまとめです。


斉藤さん「松浦さんと言いますと、2001年度パネルクイズアタック25の優勝経験をお持ちで、優勝商品の海外旅行も行ったと。司会・児玉清さんのもとで見事チャンピオンになったということで。素晴らしいです。今週またアタック25の予選に出られるとか!本当なんですか?」

自分「そうなんですよ。出た後1年間は予選すら出てはいけない決まりになっているのでもちろんすぐには出られなかったんですが、その後は出たくても予選会の抽選に全然当たらなかったんですよ。10数年ぶりに当たりまして、今週末行ってきます。」

斉藤さん「早押し機を持ってきていただいてるんですよね?」

自分「はい、クイズが趣味なので。自前の早押し機をスタジオに持ち込んでみました。」

斉藤さん「なんと私物!...手作り?」

自分「手作りではないんですけどね(笑)普通に売っているものです。」

斉藤さん「おいくらくらいするんでしょう?」

自分「値段はピンキリなんですが、僕が持ってきたのは8個ボタンがついて5万円くらい。」

斉藤さん「ハハハハハ、酔狂だなあ本当に(笑)」

自分「趣味ですね、本当に。」

斉藤さん「そんな松浦さんに問題です!今日12月1日は映画の日です。現在大ヒット上映中『鬼滅の刃 無限列車編』の興行収入は97年タイタニックを超え、日本歴代2位となりました。さて1位の作品は......『千と千尋の神隠し』ですが、この中で湯婆婆の声を演じた女優は誰?」

自分「湯婆婆...樹木希林さん?」

斉藤さん「残念!」

自分「賀来千香子さん?」

斉藤さん「残念。正解は『夏木マリ』さんでした!」

自分「ああ、そうだそうだ。」

斉藤さん「油屋で従業員契約を結ぶ際、湯婆婆は主人公の名前を一文字残して『千』と名付けましたけれどもね。あの声を聞いて『夏木マリってこんな声も出せるんだ』って結構衝撃だったんですよね。」

自分「いやでも、結構ドキドキしますね。僕クイズ強いかって言われたら、一応優勝経験ありますけど、ですよ。」

斉藤さん「うん?」

自分「うん、じゃないですよ(笑)」

斉藤さん「ハハハハハ(笑)」

自分「これはドキドキするなあ。」

斉藤さん「あと何問か用意していますからね!」

〜〜〜〜〜

国が経済界にテレワーク呼びかけ 経団連は新ガイドライン  西村経済再生担当大臣はステージ3相当の対策が必要な地域が出てきていることなどから、テレワークの推進を経済界に呼びかけまし news.tbs.co.jp

斉藤さん「政府から『テレワークの徹底』が改めて要請されましたね。」

自分「今日、会社に出勤しました。通勤時間の電車などを見ていると、減ってる雰囲気がしないんですよね。第2波のときは『かなり少ないな』って印象がありました。改めてお願いしないと、なかなか浸透しなさそうです。」

斉藤さん「前回よりも状態は良くないですからね。」

自分「そうなんですよね。気の緩みや慣れもあるかもしれませんが、実際問題増えちゃっているので。出来るときは、テレワークを徹底出来ると良いですよね。」

〜〜〜〜〜

松井佐祐里アナ「今日ご紹介するのは『シトラスリボンプロジェクト』。新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者への差別、そして偏見をなくすことを目指すプロジェクトで、今全国に広がっているんですよね。目印は黄緑色のリボンなんです。では、ここで松浦さんにクイズです。このプロジェクトの発祥の県はどこでしょう?ヒントはこの黄緑色!」

自分「黄緑色と県に結びつきがあるんだ。え〜、普通に東京都?」

松井アナ「...残念。正解は『愛媛県』でした!」

斉藤さん「なぜ黄緑と愛媛?」

松井アナ「この黄緑色がライムなどの柑橘系をイメージしているんです。」

斉藤さん「なるほど。東京で緑だと、完全に小池都知事ですもんね(笑)」

自分「東京都だと、イチョウマークが緑色ですよね。そのイメージから逆算して答えてみました。」

斉藤さん「そういうのもクイズの鉄則なんですね。」

自分「そうです、そうです。」

松井アナ「このリボン、3つの輪がありまして。こちらは日本古来の水引の形で結ばれています。地域・家庭・職場や学校を意味しているんです。これ、結ぶのがすごく難しいんですよね。私も先ほど作ってみたのですが、すごく難しかったです。

実は作るのが難しいことにも意味があって。『このリボンを作る一手間の過程の中、このコロナウイルスに感染した方への差別・偏見をなくそうということを考えながら、ゆっくり手を動かしてもらいたい』そういう想いが込められています。」

斉藤さん「簡単に出来てしまったら、そこに想いを馳せる時間がないだろうと。」

松井アナ「このプロジェクトを発案したのが、愛媛県松山市市民グループ『ちょびっと19+』なんですね。」

斉藤さん「『COVID-19』じゃないですか。」

松井アナ「文字っているんですね。愛媛県内で初めて感染者が確認されたのが今年3月なんですが、そのときに全国各地で感染者を特定しようとしたり、インターネット上で中傷したりという動きがありました。快復してもなかなか元の生活に戻りづらい、冷たい目で見られていると感じている人が、何らかの形で安心できる目印を作れないかと考えたのがきっかけだそうです。このプロジェクトに賛同するには、このリボンやロゴマークを作るだけでOK。例えばアクセサリーにしたり、キーホルダーにしても良いですね。ロゴマークを何かのグッズにつけても良いんです。

現在、活動は学校や自治体などを中心に、北海道から沖縄までほぼ全国に広がっています。例えば宮崎県のトラック教会では、リボンのデザインを配したトラックを100台運行するなど!様々な形で広がりを見せています。

発案者の1人・甲斐朋香さんは、『この活動は、差別する人を批判する運動ではないので勇気も要りません。SNSは誹謗中傷が広がるイメージもありますが、善意の連鎖も繋がるんだな、同じように偏見をなくしたいと思っている人が多いんだなということが分かりました。緩やかに無理のない範囲で、それぞれのやり方で取り組んでもらえたら嬉しい』とお話されています。

新型コロナウイルスは誰もがかかる可能性がありますからね。そしてコロナ禍で生きづらい方だったり、弱い方にしわ寄せが行くという一面が、この社会にあることが分かりましたんで、人を排除するんでなくて受け入れる、迎え入れる。そういう街や社会を作り上げるというのも良いかもしれませんね。"もう少し優しい社会になれば"という想いがつまったこの『シトラスリボンプロジェクト』。もっともっと多くの人に伝われば良いなと思います。」

斉藤さん「見た目簡単そうに見えるんですけど、松浦さんいかがでしょう?」

自分「いや、簡単には作れないかも。3つの輪がある結び目のところが、どういう作りになっているんだろうってパッと見分からないんですよ。だからこそ、ゆっくり作れますね。手元を見つめると、自分を立ち返れる気持ちにもなりますし。そこ大事なんだろうなって、今手元にしてみて思いましたね。」

斉藤さん「持てばこの素晴らしさ、よく分かりますね。」

〜〜〜〜〜

斉藤さん「松浦さんに問題!男性用下半身下着の一種で股下を省いてあるため"短い"という意味で呼ばれているのはブリーフですが、『おひさしブリーフ』の一発ギャグで人気を博したお笑い芸人は誰?」

自分「誰だっけ、えっとね...すみません(笑)」

斉藤さん「ダンディ坂野さんです。」

自分「ああ、そうだそうだ。つらーい!」

斉藤さん「もう一問!短いという意味のブリーフは"簡潔な"とも訳され、同時に要点をまとめて表す、すなわち"要約する"という意味も持っています。今やこの"ブリーフィング"という言葉はビジネスの場での簡単な状況説明・報告という意味が込められています。では、『エレベーターブリーフィング』とは何でしょう?」

自分「短時間でお話を簡潔に話す、という意味ですよね。」

斉藤さん「正解!例えば、多忙な相手(上司など)とエレベーターに乗り合わせるその短い時間を使った業務報告のことですね。ということで、本当に修行のような時間を過ごさせてしまっているわけですけれども、今週はアタック25の予選に出られるということでちょうどいいかと。昔、日テレの『高校生クイズ』にも出演されていたんですか?」

自分「そうですね。クイズ好きになったきっかけが高校生クイズで、高1の時に北海道に住んでいたんですけど、3人でチャレンジしたら、あれよあれよと北海道予選の決勝まで行ってしまいまして、これは結構快感でした。」

斉藤さん「決勝の舞台はどこだったんですか?」

自分「クラーク像がある羊ヶ丘展望台です。北海道のローカル局が1時間番組をやってくれるんです。半分くらいは出ずっぱりなので、翌日地下鉄で指差されましたね(笑)

高2のときは2問目で敗退したんですけど、高3のときにまた決勝に行くことが出来て。地区予選までで、本選には行けなかったんですけど。こんな背景で、クイズ好きになりました。」

斉藤さん「今いらっしゃるスマートニュースも高校生のクイズ大会『ニュース博識甲子園』に協賛しているんだとか。」

自分「はい。もう3回行われたんですけど、毎年協賛しております。」

斉藤さん「それは松浦さんの意向がだいぶ働いていると考えてよろしいんですかね?」

自分「意向というよりは、ニュースリテラシーを会社としても高めていかなければいけないので。ただニュースを読むだけでなく、裏側も知ったりだとか。ニュースの読み方ですね。クイズという趣味が役に立つところもあるので、その文脈で高校生にニュースのリテラシーを考えて欲しい。吸収して欲しいという意味も込めて、協賛しています。」

斉藤さん「高校生でクイズ大会に出ようなんて思う方は、時事問題なんかにも詳しい方多いですか?」

自分「いや。やっぱり学校の勉強内容がメインですね。スポンジの時期なので、日本史や世界史などいろんな情報は受験勉強の勢いで入ってくる。でも、一般的な時事問題が受験に出るかというとそうではない。」

斉藤さん「ごくごくたまにありますけど、圧倒的少数ですよね。」

自分「日々変わる情報に触れて欲しい思いがありますね。」

斉藤さん「クイズはニュースリテラシーを磨く手段と仰られてますけど、具体的に言うと日々新聞を読んだりすることも大事ですよね?」

自分「そうですね。その上で物事を多面的に見ましょう、と。単純に『富士山は日本一高い山』と覚えます。でも他にも『富士山はどんな山?』みたいに、富士山1つとっても切り口がいろいろありますよね。

ニュースも報道されている情報が全てじゃなく、その情報の裏には一体どんなことが隠れているんだろうって多面的に見て欲しい。ただ情報だけを取り入れても、よく分からずに溢れ返るだけじゃないですか。よく分からないままにしておくと、考える力が身につかない。情報を元に類推して考えて発信する、クイズはそういうところも鍛えられます。」

斉藤さん「さっきの湯婆婆のクイズも、答えを知らないけど類推したわけですよね。お婆さんの声が出せる女優さんは誰だとか。」

自分「はい。映画にたくさん出られている女優さんは樹木希林さんだとか、そういうのですね。」

斉藤さん「『富士山はどんな山ですか?』という質問は...松井さん、早くも首傾げていますけど。」

松井アナ「青と白...。」

斉藤さん「近づいてみると茶色いんですけど(笑)」

松井アナ「銭湯のイメージで(笑)」

自分「そんな感じでも良くて。銭湯には富士山が描かれています。東京都で富士山の絵が描かれている銭湯はどこら辺にあるでしょうだとか、銭湯絵の作者さんのことを調べたりしても良いですよね。富嶽三十六景を描いた人というのに話をずらしたり。そこから『富士山っていろんな作品に使われてるんだな』って感じたり。」

斉藤さん「僕が富士山を説明するなら『左右対称の円錐形の美しい山』ですね。何でこの山はこの形をしているんだろうって調べますよね。」

自分「宝永山(富士山の途中にある小さい江戸時代に噴火した火山)がありますよ、とか。美しいからこそ、5000円札の裏側にデザインされていますよだとかって考えていくのも良いですよね。」

斉藤さん「じゃあここで松浦さんに問題です!今日は1万円札の日です。1958年の今日、聖徳太子の像が描かれた1万円札が初めて市中に出回りました。さて、これから4年後2024年に1万円札のデザインが変わります。では、その肖像画の人物は...渋沢栄一ですが、裏面に描かれる建物は何?」

自分「東京駅?」

斉藤さん「正解!すごい。良くご存じで。」

自分「いや、たぶん・・・知識ですね。ちゃんと記憶はしてなかったですけど、渋沢栄一っていろんな企業を作ったりする中で、多分丸の内の関係のところから、モニュメント的にみんなが知っているであろうものじゃないと裏面に利用されないじゃないですか。そこから逆算して、東京駅だったかなって。」

斉藤さん「東京駅の駅舎は、かつて埼玉県深谷市にあった『日本煉瓦製造』という企業が生産した赤煉瓦を使って作られています。この企業の設立者が渋沢栄一なんですね。」

自分「深谷渋沢栄一の街ですもんね。」

斉藤さん「でも、渋沢栄一がデザインされるから東京駅というわけではないと財務省の関係者は言ってるんですけど、果たしてその真偽の程はどうなんでしょうね。

あと、建築物が描かれる紙幣って今までもあったんですけど、法隆寺みたいな寺社仏閣が中心だったんですね。近代建築では、国会議事堂がデザインされてきたんですが、都道府県名がつく建物って例がないから、東京以外の方からは『東京住んでないから親しみがないな、そんなにすごいものなのか』って文句が結構出たそうです。」

自分「紙幣のデザイン変更のニュースを見たときに、『渋沢栄一ってどんな人なんだろう』『裏側はなんだろう』って思いを馳せて、多面的にみるのが大事。クイズってそういう意味では、ちょっと横に逸れた知識が聞かれることもある。バラバラの知識や情報だと覚えきれないけど、ストーリーを知ると身になるから、もう1度話すことが出来ます。」

斉藤さん「何をやるにも貪欲ですね。思い立ったら須賀川までバイクで行ってしまうような方ですけども、松浦さん、またおいでになるときクイズ出させてください。ありがとうございました!」

自分「わかりました。ありがとうございました!」