悲劇の伝え方とは - 大津園児死亡事故より -／2019/05/08AbemaPrime出演まとめ

▼当日の記事

大津・園児死亡事故　園長会見の放送に批判も…、”お気持ち”を聞く必要性は？滋賀県大津市で保育園児の列に車が突っ込み、２人が死亡、14人がケガをした事故。夕方になり会見を開いたレイモンド淡海保育園のabematimes.com

▼オンライン発言

▼放送中の発言

自分「個人的には、記者会見が開かれると聞いたら話を聞きに行くべきだと思う。それを映像で流すかどうか。静止画でも良かったんじゃないか。変な話、イラストで済ませてしまうのもできると思う。テキストでも状況は伝えられる。管理監督責任が園にあるとしたならば、説明をテキストですることもできるし、映像である必然性はそこにおいてはないかな。

あと、『2度と事件を起こして欲しくないという事件の重大さ』を報道によって感情の部分で訴えかけることもできる。が、それではこのような事件を防げないと思う。なぜこの事件が起こってしまったのかロジカルに伝えるべきだと思う。例えば『事件現場にはガードレールがなかった』など、事故が起こらないような仕組みを作る議論をしていくべきだと思う。

被害者感情で煽っていくのは、感情が感情の対立を呼ぶ。報道の第一歩で記者会見の映像が流れてしまうのは、伝え方としてはどうかなと思う。」

▼放送後に考えた

放送後、寝れなくてつらつらと考えました。結果、放送で言ったことと変わらぬ結論で、それはツイートでも残した方がいいと思った次第です。

そして、やっぱりこの発言もここに置いておきたいな、と。平石さんあってのこの議論でした。コメンテーターの一人として、この時間はよかったなあ。