Things @Shigekixs

モノオキ

久々のQR出演を楽しみました/2020/10/02 文化放送「ニュースワイドSAKIDORI」 出演セルフまとめ #サキドリちゃん

文化放送「ニュースワイドSAKIDORI」に2020/10/02に出演しました。その際、発信した情報のセルフまとめです。

斉藤さん「(スマートニュース)あまりにも項目が多すぎて目移りしちゃうんですけれども。私息子が山形県で働いているので、お好みのところに山形県を設定して、山形県のニュースを毎日くまなくチェックしています。今あいつ元気かな、どんな世の中に囲まれているんだろうとか思いながら、見ています。これ47都道府県あるんですよね。」

自分「そうですね。全てあります。」

斉藤さん「これすっごい助かってるんですよ。」

自分「そういう切り口もそうですし、趣味とか実用とか、色んな切り口で情報が集まっていて、見ることができます。」

斉藤さん「すでに『新型ウイルス』という項目もありますもんね。」

自分「はい、そこはすぐ開設して。ユーザーさんが求めてる情報を集めてお出しするということが我々の企業理念というか、スマートニュースとしてやらなければいけないことだなと思っています。」

斉藤さん「1番ヒット数が多い項目はどれですか?」

自分「やっぱりコロナの話題はたくさん見ていただいています。あとすまおとニュースのトップページでは、それぞれの人の興味に応じた情報を表示するっていうところもありますので、本当に人それぞれですね。」

斉藤さん「芸能・エンタメの項目なんて昨日の夜大変だったんじゃないですか?」

自分「そうですね。ものすごい勢いで情報が集まってきたりして、たくさんの人に見ていただきました。午前中にトランプさんが感染したニュースもあり、多くの人に読んでもらうような状態でもありましたし。」

斉藤さん「なるほどね。スマートニュースが欠かせない世の中になってますから。」

西川文野アナ「昨日の夜っていうのは、石原さとみさんのご結婚のニュースのことですよね。」

斉藤さん「そうそうそう。『俺は一般人じゃなかったんだ。二般人、三般人だったんだ』っていうコメントを見て、腹を抱えて笑いましたけども。」

 ===

PCR検査や抗原検査で鼻の入り口に近い鼻腔から綿棒で検体の粘液を採るという、新たな方法が今日から活用

抗原検査は「鼻の入り口」で HUグループが承認取得 H.U.グループホールディングス(HD)は2日、新型コロナウイルスの感染を調べる抗原検査で、鼻の穴の入り口付近の粘膜を検体 www.nikkei.com

斉藤さん「コロナの検査が、鼻の奥深くまで綿棒を入れずに出来るという。」

自分「そうですね。インフルエンザだと奥深くまで入れて採ったりするんですけど。入り口が違うだけで、体への負荷って違いますよね。」

斉藤さん「そうですよね。あれでくしゃみをしたりして飛沫が飛んで、医療従事者が感染の危険に晒されるということで、PCR検査を行う度に従事者の方が防護服を着なければならないという状況だった。でも鼻の入り口に近い鼻腔だったら、自分でも出来ちゃうわけですよね。」

自分「すごく早い変化ですよね。いわゆる医療の検査って、自分もいい歳なんで色々受けてきたんですけど、なかなか変わらないじゃないですか。『この検査しんどいな』っていうのがずっと続くんですけど、でもPCR検査はわずか半年間でこのバージョンアップ。関係各所調整しないとこういう変化って訪れないと思うんですけど、今までそれにすごく時間がかかってきた。それが明らかに変わってきているというのは非常に良いことだと思うんですよね。」

斉藤さん「皆さんの知恵が反映されてるんですよね。」

自分「ものすごい勢いで集まってるからこそ、この半年。半年って遅くないって捉えた方が良いのかなと思いますね。」

===

アメリカ西部カリフォルニア州で温暖化対策の一環として、2035年までにガソリン車やディーゼル車の新車の販売が事実上禁止に

米カリフォルニア州でガソリン車販売禁止へ 車産業…(写真=AP) 【シリコンバレー=白石武志】米カリフォルニア州のニューサム知事は23日、2035年までに州内で販売される全ての新車を排ガス www.nikkei.com

斉藤さん「このニュースについて。カリフォルニア在住のモータージャーナリスト、ワタナベシンスケさんにお話を伺っています。」

ワタナベさん「正直言いますと、『15年先か』という感じ。自動車に関わる仕事をしているので、僕の立場は今のカリフォルニアを取り巻く環境とか状況を考えると、実現性は低いんじゃないかなと思ってます。メーカーはまだはっきりとした賛成反対と言った立場は出してないんですね。メーカーによりますが、電気自動車の開発が後手に回ってるところもあれば、テスラなどのように電気自動車でやってるところもある。まあ立場は違うと思うんですけども、ただ方向的には同じ。排気ガスゼロにシフトしていくことは間違いないと各メーカーは考えているので、開発を進めていると思います。ただガソリン車やディーゼル車の販売をゼロにしなければいけないということになると、ちょっと対応できるかどうかが不安な面もあるんじゃないでしょうか。

まず、カリフォルニアを始め多くの州は、日本のような新幹線などの高速鉄道が整っていないので、いわゆる中長距離の移動手段は車しかない。ほとんどの人は300〜600km先に行こうとなったら車。あとは飛行機しか手段がない。生活に関わる問題ですね。

特にカリフォルニアは、通常の電気も計画停電が頻繁に起きたりとか家庭用電源の供給もままらないのに、果たして電気自動車用の電力が追いつくのかという賛成派の人も疑問を持っていると思います。カリフォルニアは年間約200万台の新車が販売されていまして、それを全て電気自動車に置き換えるとなると相当な電力の確保が必要になってくる。その供給を整えるためにどういうを蓄電をするのか、どうやって電力を生産するのか、クリアしないといけない問題がかなりあると思います。あとまあ現状のバッテリーの寿命ですとか、リサイクル問題も大きな課題という議論が巻き起こっている。果たして、電気自動車が環境に本当に優しいのか。廃棄物を排出しないという面では環境に優しいですけれども、それを生産するエネルギーからリサイクルまでのサイクルで考えると、果たして内燃機関の自動車と大きく消費エネルギーが変わるのかというと、現時点では変わらないんじゃないかという意見もありますね。」

斉藤さん「2035年。まだ先の話ですからなんとも言えないところはありますけれども、実現性は低いんじゃないかというワタナベさんのお話ですね。」

自分「でも、15年前を考えるとiPhoneなかったんですよ。」

斉藤さん「お〜。2005年ですよね。」

自分「想像しないような変化はテクノロジーで起こる。テクノロジーの変化ってどんどん進んでるじゃないですか。15年前を考えると、15年後、私は(ガソリン車がなくなる)実現の方向にもっと進むと思う。」

斉藤さん「例えばiPhoneだと、元々はそれがない状態、ゼロからイチになりましたよね。新車を販売せずガソリンやディーゼル車を廃止すること、イチをゼロにすること、果たしてアメリカの車社会で出来るのかっていう問題はありますよね。」

自分「でも活かせるところもあると思うんですよね。イチが例えば、ガソリンのイチから電気のイチに変えていく。活かせる技術もあると思いますし、テクノロジーって僕からすると移動と距離を解決するもの、そしてコストを下げるものだと思ってるんですよ。例えばガソリン車であれば、ガソリンスタンドがあって、そこまでガソリンをタンクローリーで運ばなければいけない。でも電気なら、タンクローリーいらないですよね。『色んなコストが下がって便利になっていく』っていうところがみんな分かればそっちの方向にシフトしていくと思いますね。」

斉藤さん「ワタナベさんのお話だと、カリフォルニアの電力事情すこぶる悪いということなので、その電気自動車用の電気どう生み出すのかという問題提起もされていますよね。」

自分「そうですね。でも、まあ太陽光や風力などの自然エネルギーが進化しているっていうところもあります。エネルギーチェンジをあまり悲観すると進まないですよね。どちらかと言えば、そこは夢を持って進める方が社会の変化に繋がると思います。」

斉藤さん「ワタナベさんのお話では、300〜600kmの距離なら車移動するのがアメリカ社会の常識だと仰ってましたよね。調べてみたら、300kmだと名古屋〜仙台、600kmなら青森〜広島、海渡って愛媛。ここまで車で行くのが当たり前っていうその考えがすごいですよね。」

自分「でもテスラはチューブトレイン(ハイパーループ)っていう新しい移動手段も提供してますよね。日本国内でもリニアみたいな話がありますけど。また、電動キックボードなどのパーソナルモビリティの実用に向けて動いていたりだとか。細かな改善に注目すると、果たして車だけが進化するのかっていうのもあると思うんですよね。」

===

斉藤さん「デジタル時代のニュースのあり方について、伺いたいと思います。ネットメディアの世界に入って16年なんですね。キャリアの最初は?」

自分「キャリアの最初はエンジニアなんです、実は。エンジニアをやっていて、派遣の営業もやったりとかしながら、デジタル世界に入るようになり、そこから16年ですね。2004年、事件前のライブドアに入社しまして。」

斉藤さん「ということはホリエモンさんと一緒に?」

自分「はい、お仕事していました。」

斉藤さん「当時どんな方ですか?」

自分「そうですね。誰よりも早く会社に来て仕事をしている方で、仕事に対して真摯でしたね。」

斉藤さん「その後BLOGOS、WIRED、ハフィントンポスト。」

自分「今ハフポストという名前になっていますけど、日本版が上陸したときに初代編集長をやらせてもらいまして。」

斉藤さん「それは任命されるんですか?僕やりますって手を挙げるんですか?」

自分「えっと、任命というか。BLOGOSっていうのがハフィントンポストを意識して作られたサイトというのを本国の人が知っていたっていうのがあって、手伝ってくれないかというところから始まり、あれやこれやってしているうちに『じゃあ初代編集長ね』って言われて。『いや実のところ編集のキャリアはないんですけど...』って言ったんですけど、『まあ立ち上げてくれ』って話をいただいたので、1年半ほどやらせてもらいました。」

斉藤さん「すでにあるものの日本法人かもしれませんけれども、ネットメディアを立ち上げるというのは相当大変じゃないですか?」

自分「そうですね、なかなか。例えば『ハフィントンポスト』ってキーボードで打っても変換できないんですよ、簡単に。そういうところから、覚えてもらうことが大変だった。例えば、事件があったときの問い合わせにて『どこのメディアですか?』『ハフィントンポストです』『なんですかそれは』『ワシントンポストですか』『いや似てるけど違います』みたいな。そういう世界観でしたね。」

斉藤さん「そこからスマートニュースというのはその間に何があったんですか?」

自分「ハフィントンポスト日本版を立ち上げて1年半、ある程度軌道にのせたというところがありまして。更に多くの人に情報を伝えることをやってみたいと思っていたところで、スマートニュースというアプリが出てきた。『お、これは』と思って入ってから6年経ちましたね。」

斉藤さん「トータル、16年。この間ネットメディア、デジタルニュースの世界はどう変わってきたんでしょう。」

自分「端的に言うと『多くの人に使われるようになってきたな』と。2004年の時の数字を見返しましたが、桁が違う。広まってきた。さっきテクノロジーは時間やコストを解決するとお伝えしたんですけど、ちょっと前はスマホで動画見たらお金がかかってしょうがなかった。」

斉藤さん「控えてましたよね。」

自分「でも、今やみんな見ますからね。電車の中でも見たりする。そういう意味では、コンテンツが伝わりやすくなってきたかなという実感がありますね。」

斉藤さん「これからデジタルニュースはどう変わっていくと思います?」

自分「それで言うと、記録が大事になっていくかなと。デジタルって記録が残しやすいけど、消すのも一瞬。紙って簡単に消せないんですよ。ただ、デジタルのニュースって案外残ってない。実はどんどん消されて行っちゃうんですよ、良くも悪くも。例えば、公文書偽造の問題では記録を残しましょうというのがありますが、ニュースも辿りやすく記録していくべきだと思います。最近はテレビの昔の映像も残りやすくなってきてます。ラジオはあともう一歩ですね、ちょっと前のラジオ聞けないじゃないですか。音楽の世界で言えば、Spotifyとかでどんどん昔の音楽も聴けるようになってきた。CDは買えなくなっちゃったけど、配信で聴けるものがあったりとか。昔の映像も見られますよね。でもまだ昔のラジオは聴けないですね。」

斉藤さん「それぞれの会社が音源を持っているはずなので、そういうところに上手く提供すればいいってことですよね。」

自分「そうですね。そこに価値があると思うんですよね。斉藤さん、松坂大輔選手のデビュー戦の実況やったじゃないですか。」

斉藤さん「そうですね、私喋りました。」

自分「そこに価値があると思うんです。そういう記録を残しやすく、辿りやすくするのが大切。ニュースってやっぱり、これどうだったっけっていう話になったときに、誰もがその情報に辿りつきやすくするべきです。」

斉藤さん「気軽なアーカイブ化ということですよね。菅政権が今デジタル庁の設立を目指しているんですけど、この戦略、松浦さんどう見てらっしゃいますか?」

自分「だからこそ、記録をちゃんと残すというのが大事だと思うんですよね。デジタル化っていうのは『消しやすくしないこと』。デジタル化は記録しやすいところもありますが、消えやすいところもあります。でも、ブロックチェーンという技術を使えば絶対に消えないんですよ。データをみんなで認証する形になるので消えない。デジタル庁をやるならそこを大事にやっていく必要がある。」

斉藤さん「その場合のみんなは誰ですか?」

自分「みんなっていうの別に政府の人だけじゃない。ある意味、市民の皆様方。」

斉藤さん「我々ですか?」

自分「我々が認証することで消せなくなっていく。あと、手続きを取るときに理由とかのやり取りが発生しますよね。今日、日本学術会議の話があったんですけど、任命しなかった理由が明らかになってないじゃないですか。デジタルって何か申請する時に却下されたら、確実に理由がついてくるものなんですよ。アプリの事業やってるんですけど、例えば、アプリの事業ってアップルやグーグルに申請するんですよね。このアプリ更新しましたよ、とか。ダメだったらちゃんと理由づけされて返ってくるんですよ。それがデジタルで記録が残ってる。昔の『こんな理由であなた拒否しましたよね』っていう理由が分かって、しかもそれが誰もが辿りやすくなっている。

デジタル庁っていうのはもちろん働き方改革などの意味合いもあると思うんですけど、僕からすると『ちゃんと記録を残して、かつ誰もが辿りやすくする』というところ。デジタルの本質ってそこだと思います。」

斉藤さん「今スマートニュースが考えている新しい次の一手何かありますか?」

自分「そうですね。でもまだまだ多くの人に見てもらいたいと思ってるので、もっと多くのコンテンツをと思っています。地方の情報が嬉しいと言っていただきましたが、まだまだ日本にはデジタル化されてない情報もあるので、そこに対して働きかけていきたいです。」

斉藤さん「アイドルの情報は十分にデジタル化されていますよね?」

自分「いやあでもね、あともうちょっと。メジャーどころは多く取り上げられていますが、インディーズの情報もみんなが記録を辿れる形になればなと。」

斉藤さん「西川さんが激しく同意しているのが引っかかりますけれども(笑)」