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事前準備の大切さを改めて考えるべき - 「表現の不自由展」問題より/2019/08/07 AbemaPrime出演まとめ

▼当日の記事

「炎上させずに実施できたはず」表現の不自由展中止に出展作家が反論、“少女像”と自身の作品「なぜ一緒にするんだと」あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」が中止となったことを受け7日、出展作家らが会見を開いた。 「今回、こabematimes.com

▼オンライン発言

▼放送中の発言

自分「そもそも中止の手前の話。中止の判断は拙速だったなと思うけれど、そもそも展示をする際の事前説明がだいぶ少なかったというお話があったじゃないですか。そこの部分がだいぶ雑だったからこそ今回の事態が起きてしまったんじゃないかというところも見過ごしてはいけないと思う。僕は手前の話だと思います。」

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平石アナ「今回揃った作家作品を見ると、何かやはり芸術監督の思想・イデオロギーが入っている偏りが見られるという声も上がっています。それについて、本来中垣さんにお伺いすることじゃないかもしれませんが、どう思われますか?」

中垣克久さん(造形作家)「僕は偏っていてもいいと思います。善悪を判断する作用の善が分かるという大前提の上で。」

宮澤エマさん「この展示にはどういう意図があるアートなのかパフォーマンスなのかっていう...。」

自分「今のお話がこの騒動の中で聞こえてきていなかったです。展示の前にそういった説明があれば見方が変わってきて議論の出発点が違ったはずなんだけどそもそもその意見が全くなかったから、話がこんがらがるスタートにもなってるかなと思うんですよ。」

▼放送後に思ったこと

ま、それでいうと、放送中につぶやいたオンライン発言が全てかな。これは事前の準備が失敗した話なんだと思うんだ。表現の自由やら、管理監督責任やらなんやらかんやら様々切り口あるけど。

そもそも最初から不手際だったんだ。かつ、開始したあとの影響を低く見積もりすぎた。だからやるべきことは結局対処療法にしかなってない。

学ぶべきは、今は可視化が進みすぎているからこそ、不特定多数の注目を集めるには炎上手法は相応しくないというだけの話(津田さんは燃やしにいったんだとは思います。本人は否定するとは思いますが)。

事前準備のときに、それを止める人、チューニングできる人はいなかったのか。いなかったからこその結果だと受け止められてもしょうがないのでは。