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モノオキ

格好悪いおじさんの話よりも、こういう事態を起こさないようにするために議論したいなあ /2019/12/18 #アベプラ 出演セルフまとめ

▼当日の記事

伊藤詩織さん、民事で勝訴 “刑事では不起訴・無罪が続出” 性犯罪に残された課題元TBS記者の山口敬之氏から性的暴行を受けたとしてジャーナリストの伊藤詩織さんが慰謝料など1100万円を求めていた裁判で、times.abema.tv

▼オンライン発言

▼放送中の発言

パックン「アメリカでは、男性の『当時は性行為に合意があった』といった証言が裁判で通るケースが少なくない。日本ではどう見られるんでしょうか?」

高田沙代子さん(弁護士)「そこはなかなか難しいところで、同じ行為でももしかしたら裁判官によっては違うように捉えて結論づけることもありうるということがありますね。」

自分「今回の例では、山口氏の主張の信用性に重大な疑念がある。仮定の話はしちゃいけないかもしれませんが、重大な疑念がなかった場合。もし山口氏の主張が疑念なしとして焦点に上がっていたら判決の判断材料になっていたとも言えるんでしょうか?」

高田さん「そうですね...それはかなり難しいところですね...。」

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自分「社会を変えていくアクションは何かしらしなきゃいけない。性暴力被害があるなら、それをどうにかして無くさなきゃいけない。法律など根本を変えなきゃいけない。今回の慰謝料330万円は海外の反応では安いとの声も聞く。厳罰化が果たして正しいのかという議論はもちろん必要だが、そういう会話が生み出せないような土壌もあるからこそ、実際議論が前に進まないのかなと思う。今ある課題に対してどこがポイント何だという議論を重ねるべき。」

▼放送後に思ったこと

本件。自分の立ち位置としては、刑事も民事も関係なく、そもそも年上おじさんが就活の女の子に手を出す時点でおじさんが超絶格好悪い。ハラスメントの理解がないおじさんは自戒を込めて全滅して欲しいでファイナルアンサーです。

わりと答えにくい振り方をしたのは、どこがポイントだったのかは確認しておきたかったんです。今回の出来事だけに終始しちゃだめで、一般的にこういうことがあった場合、どこが判断ポイントになるか。互いの言い分がともにある程度の体をなしていた場合どうなったのかな、と。過去事例からある程度の方向性とかあるんかなあとは思った次第。

ま、もちろん、件のおじさんが言ってるように真実の追求は裁判所のみに与えられた厳粛な機能ですしね。そこの判断をうんぬんかんぬん言いたいわけではないですが。

合意形成はスキルでしかなく。難しくなってきてるわけじゃなくてね。合意形成されてないのに、されてると思ってるおじさまが如何に多かったってことなんだ。これも自戒を込めないとだとは思ってるけど。

あとは、いつも言うように予防の観点。あんまり恐怖を持って予防するのは好きではないんだが、罪を重くする、賠償額の基準をあげるという厳罰化は一つあるのでは。あとハラスメントの意識その他をどうやってあげていくのか。研修だけでも限界があるんだよ。

それと、個人対個人で非常に可視化が難しいんだけど、昔に比べればタクシー映像は残るようになってきてる、あとはホテル側も監視カメラが万端的なところもやるべきなんだろうね。

監視社会ではなく、こうやって記録することが大事。