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モノオキ

Metooは手段。目的はハラスメントを無くすこと、であれば・・・ /2019/10/30 AbemaPrime出演まとめ

▼当日の記事

柴田英里氏「事実よりも“体感的な真実”を優先するのはネトウヨと同じだ」 石川優実氏らと#MeTooの課題を議論2017年、アメリカ・ハリウッドのプロデューサーによるセクハラ被害を女優らが告発したことに端を発する、同様の被害を受けた人times.abema.tv

▼オンライン発言

▼放送中の発言

自分「#Metooはストーリーが強く消費されすぎていないかなと思う。ストーリーによって『怖がられてないかな』『男女別にしなきゃいけないんだ』という印象を受けてしまうが故に、触れないようにしちゃう。臭い物に蓋をしてしまう。自分が何か行動することでハラスメントになってしまう恐れを抱きすぎている現状がある。だからもうちょっと目的の話をすればいいんだけど、強いストーリーが先行してるからこそ、理解してもらえないのかなと思うんですよね。」

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自分「話題の登場人物において、属人性を出す必要があるかないか。AさんBさんで良くないか。もちろん話し手の立ち位置があるからこそ、名前を出すと伝えやすい届きやすいこともあるかもしれない。でも、被害者加害者両方の名前が出た時に、それが本当にファクトかどうか全くわからないような状況もある。それなのに加害者が叩かれる。もし本当は加害者ではなかった時に、加害者側の名誉回復が大変になってくる。」

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自分「コミュニケーションのスタイルは人それぞれでも、ベースの『人を傷つけてはいけない』の共通認識は作れる。会社でのコンプライアンス研修も、教育の道徳でも。その共通認識の積み上げを、改めていろんな角度からアクションをかけていくべき。セクハラだけでなくパワハラなども、発信者受信者その他全ての人が動かなきゃいけないと思う。」

▼放送後に思ったこと

そういう意味で、ファクトベースで語りにくいところがあるのがハラスメント全般に言える話でもある。だから、起きてしまうと感情に寄り気味になり、共通認識が作れなくなる。

だからその手前の議論なんだ。ハラスメントの認識を高めることへの対策とセットで語らないこと、Metooだけでストーリーとして消化されてしまう。それは不幸。